原因不明の
痛み・しびれ
（足・足の裏）

足がしびれるといっても、人によりしびれ方やしびれる箇所も大きく変わります。

しびれを早期に改善ができない場合、偏平足や外反母趾になってしまう可能性があります。

自分で判断はせずに、接骨院や、医療機関の意見を聞いて適切な処置を行うようにしましょう。

【足のしびれがおこる３つの原因】

●神経性によるもの

神経が直接圧迫されてしびれが発生するものです。
正座をしていて脚がしびれるのをイメージするとわかりやすいと思います。
神経が原因となるしびれで代表的な症状は「脊柱管狭窄症」です。

脊柱管狭窄症では、脊柱管が狭くなってその中を通る神経根を圧迫してしまい、下半身にしびれを発生させる症状です。

その他の症状としては、椎間板ヘルニアや足根管症候群などがあります。

●血管性によるもの

血液の循環が悪くなり、神経への血流が悪くなると発生することがあります。
代表的なものはエコノミークラス症候群（肺血栓塞栓症）です。
狭い座席に長時間座っていると、下半身の血管の中に血液のかたまりが作られることがあります。

そのかたまりが血流を妨げ、しびれや痛みを引き起こすこともあります。

●病気による合併症、後遺症

糖尿病になると神経に異常をきたし、足にしびれが現れることがあります。
また脳梗塞など脳血管の障害を負った場合は、血流が悪くなった結果として足などにしびれが生じます。

●正しい姿勢を意識する

不良姿勢は血管やリンパ、神経の圧迫に繋がります。
そのため、日頃から立ち姿勢、座りの姿勢には十分に気を付けましょう。
スマホ操作の際にはうつむきの姿勢にならないようにスマホを顔の高さまで上げるようにする、デスクワークが多い方は、パソコンの画面と目線が同じになるようにするといった心がけが大切です。

●身体を温める

身体の冷えは循環不足を招き、しびれを生じやすくなります。
40度前後のぬるめのお湯につかることで血流の改善が期待でき筋肉疲労の緩和にも繋がります。
また、冬場の寒い時期はレッグウォーマーや靴下を履いて、身体を冷やさないようにしましょう。

●歩き方を改善する

地面に足裏全体がついているペタペタとした歩き方は、足の指を使わないため外反母趾に繋がりやすくなります。
かかとから着地して、しっかりと母趾球で地面を蹴るように歩きましょう。

また、自分の足に合った靴やインソールを履くことで歩く時のブレが少なくなり、楽に歩けるようになるため、下半身の負担が軽減できます。

当院では足にしびれや痛みがある場合、腰・骨盤に原因がある可能性が高く、足の関節がねじれて痛みが出ていると考え、まず最初に腰の調子をお調べして原因を追究します。

それから「CMC筋膜リリース」「骨格矯正」によって股関節の調整や筋肉を緩め、改善を促します。

必要であればサポーターなどのご用意もございます。

当院では、患者さんお一人おひとりに合わせた施術を行っています。

万が一、重度な症状の方は医療機関へのご紹介も可能ですのでご安心ください。

■ハイボルト療法

ハイボルト療法とは筋肉や靭帯の深部に高電圧の電気を流す事により回復の促進や痛みの軽減などに作用する、痛みの症状に特化した電気刺激療法です。
他にも骨折などで損傷した骨組織の回復促進や、姿勢の悪さによって働きの鈍くなったインナーマッスルの活性化などにも効果が期待できます。

■経穴（ツボ）へのアプローチ

身体の中には微弱な電気が流れていて、その流れによって神経伝達が流れています。
ストレスやケガなどで電気伝達が悪くなると身体の不調が生じやすくなります。
異種金属や磁石などの体内電流を整えるテープを貼ることにより、痛みの緩和が期待できます。

■テーピング

傷ついた組織を保護すると同時に受傷した方向に動かないように固定を行います。
ケガをした組織は放置しておくと、日常生活の中での負担が多く改善するのが遅くなり痛みが残ってしまうリスクがあります。
そのリスクを減らしてあげることで、回復を促進する効果が期待できます。

■骨格矯正

人の身体というのは、筋肉と骨と神経のバランスで成り立っているので、「筋肉だけ緩める」「骨の位置を整える」だけではすぐに骨格のバランスが戻ってしまいます。
ですので、筋肉を緩めて骨の調整をしたあとにバランスを整えて、日常生活の指導やセルフトレーニングのアドバイスなども行っています。

■CMC筋膜ストレッチ（リリース）

筋肉を包んでいる筋膜ですが、身体の中で癒着してしまった筋膜を緩めることにより、つらい部分が楽になるように改善を行っていきます。
患者さんに合わせて手技や特殊な機器を使用して、患者さんに負担が少なくなるように行います。
筋肉を包み込んでいる筋膜の委縮・癒着を引き剥がすことで正常な状態に戻すことです。